尼崎市の雨漏り工事修理|天井からのポタポタ水滴やシミの原因が、屋根ではなく外壁だったというケース
雨漏りのご相談で、けっこうな割合であるのがこのパターンです。
天井にシミが出た。屋根の業者さんに見てもらった。瓦もズレていないし特に問題ないと言われた。でもシミは消えないし、雨のたびに広がっている気がする。じゃあ何が原因なんだろう。
尼崎市でリフォームを行う当社ご相談をいただいたとき、私たちがまず疑うのは外壁です。

雨は、屋根の上から入ってくるだけではありません
壁は垂直なのに、どうして水が入るのか。これはよく聞かれる質問です。
答えは、風のある日の雨が真横から壁に当たるからです。台風や発達した低気圧のときは、横から、ときには下から吹き上げるように壁に叩きつけられます。ホースの水を壁に当てているような状態を想像してもらうと近いです。そこに隙間があれば、水は普通に入ります。
なので、雨漏りには分かりやすい傾向があります。大雨の日は平気なのに風の強い雨の日だけ漏れるなら、外壁が原因の可能性が高い。逆に雨量が多い日に漏れるなら、屋根や雨樋のほうが疑わしい。例外はありますが、最初の当たりをつける材料にはなります。
外から見て、まずどこを確認するか
現地に伺ったら、いきなり天井裏を覗くのではなく、外から建物を一周します。水が入りそうな箇所を全部書き出すところから始めます。
まず外壁を手でなでて、白い粉がつくかどうか。これはチョーキング現象といって、塗料の樹脂が紫外線で分解され、色の粉だけが表面に残っている状態です。外壁を守っていた雨合羽の生地がスカスカになっているようなもので、見た目には塗装されているように見えても、防水の役目はもう終わっています。
次に、外壁のつなぎ目や窓まわりに詰めてあるゴム状の材料。シーリング、コーキングと呼ばれるものです。これが痩せる、切れる、剥がれると、そこが水の通り道になります。寿命は7年から10年くらいなので、築15年を超えて一度も打ち替えていないお宅では、ほぼ何かしら傷んでいます。
ひび割れも確認します。髪の毛くらいの細さなら急ぎませんが、シャープペンの芯が入る幅になると水は吸い込まれます。あとは北面や隣家とのあいだの面。日が当たらず風も通らないので乾かず、苔や藻がびっしりということがよくあります。常に湿っていると、外壁材そのものが傷んでいきます。
確実に突き止めるには、水をかけて確かめます
外から見て怪しい箇所はいくつも見つかります。ただ、推測だけで工事の話を進めるわけにはいきません。
そこで行うのが散水調査です。実際にホースで水をかけて、雨を再現して確認します。
やり方は単純で、建物の下のほうから一箇所ずつ、時間をかけて水をかけていきます。同時に室内で待機して、どこに水をかけたときに漏れてくるかを確認する。いきなり上から水をかけると、どこから入ったのか分からなくなります。時間はかかりますが、これがいちばん確実です。窓まわりに水をかけ始めて十数分後に天井のシミが濃くなる、といった形で入口が見えてきます。
「そこだけ直す」をおすすめしないのはなぜか
原因が分かったとき、「じゃあその窓のまわりだけ直せば止まりますか」と聞かれることがあります。
一時的には止まります。ただ、2年か3年でまた別の場所から漏れることが多いです。
外壁は建物全体が同じ年数、同じ雨風と紫外線を浴びています。窓まわりのシーリングが切れているなら、他のつなぎ目もほぼ同じ状態。角にひびが入っているなら、他にも見えないひびが入り始めています。今回そこから漏れたのは、たまたま一番弱かったというだけです。そこを塞げば、次に弱い場所から入ります。
もうひとつ、外壁の内側には建物を支える木の柱があります。ここが濡れ続けると木が腐り、シロアリが寄ってきます。そうなると塗装では解決できず、壁を壊して中から直す工事になって費用の桁が変わります。
雨漏りは症状で、本当の問題は建物全体の防水機能が寿命を迎えていることです。症状だけ抑えるのではなく原因のほうを直しませんか、というご提案をすることが多いのはそのためです。具体的には、シーリングの全面打ち替えとひび割れの補修、そして外壁塗装をまとめて行う形になります。
工事の中身
まず洗います。
初日は高圧洗浄です。汚れ、苔、藻、粉になった古い塗膜を高圧の水で洗い流していきます。ここを甘くやると後の作業が全部無駄になります。汚れの上に塗った塗料は、汚れごと剥がれるからです。時間をかけて落として、しっかり乾かします。

次にひび割れとシーリングを直します。
洗って乾いた壁を、あらためて隅々まで確認します。洗浄前は汚れで見えなかったひび割れが、ここで初めて見つかることも珍しくありません。ひびは幅に応じて補修方法を変え、劣化したシーリングは古いものを完全に撤去してから新しく打ち直します。雨漏り対策としては、ここが一番大事な工程です。
下塗りをします。
外壁と仕上げ塗料をくっつけるための、接着剤のような役割の塗料です。塗り終わると壁が白っぽくなります。この上に色をのせるので、完成後は誰の目にも見えません。見えないからこそ、ここで手を抜く業者がいます。下塗りが薄いと、数年で仕上げの塗装が剥がれてきます。


仕上げの塗料を2回塗ります。
ここでようやく色がつきます。上塗りは必ず2回です。1回でも見た目は変わらないのでは、と思われるかもしれませんが、塗料はメーカーが決めた厚さで塗って初めてカタログどおりの防水性能と耐久年数が出ます。1回塗りではその厚みに全然足りません。




足場が外れると、家全体の印象がかなり変わります。雨漏りを止めるための工事なのですが、仕上がりを見て驚かれる方が多いです。
心当たりがあれば、早いうちに対策していきましょう
こんなことが起きていたら、建物からのサインだと思ってください。
天井や壁紙に茶色い輪ジミがある。窓の下の壁紙だけ浮いたり波打ったりしている。風の強い雨の日だけ部屋が湿っぽい、カビ臭い。外壁を触ると白い粉がつく。外壁のつなぎ目や窓まわりに隙間ができている。前回の塗装から10年以上経っている。
雨漏りは待っていても治りません。そして放っておいた期間の分だけ、直すのにかかる費用や工期は上がります。
現地では劣化箇所を写真に撮ってお見せしながら、本当に工事が必要なのか、今やるべきか、まだ待てるのかを最適にご提案いたします。
心当たりがありましたら、ぜひ一度ご点検を検討してみてください。
eフレンドリーでは、尼崎市エリアで雨漏り調査・外壁の無料点検を承っています。
散水調査による原因の特定から、必要な工事のご提案まで対応いたします。
「これって雨漏りかな」という段階のご相談でも大丈夫です。
受付時間 9:00〜21:00 年中無休(年末年始除く)


