何度掃除しても詰まるなら、原因は排水桝かも?|尼崎市の排水桝工事修繕はeフレンドリー

排水の詰まりで困っている方から、こんなお話をよく伺います。

「業者に頼んで高圧洗浄をしてもらった。そのときは流れるようになった。でも半年ほどしたらまた同じことになる。また呼んで、また流してもらう。その繰り返しで、そろそろどうにかしたい。」

掃除をしても掃除をしても元に戻るときは、汚れが原因ではありません。汚れが溜まりやすい状態そのものに原因があります。多くの場合、それは屋外の地面に埋まっている排水桝です。

排水桝は、家の排水の中継地点です

トイレ、お風呂、洗面所、台所から出た水は、それぞれ配管を通って地面の下を進み、道路の下の下水管へ流れていきます。

その途中、配管が曲がるところや合流するところに設けられているのが排水桝です。庭や駐車場、勝手口のあたりに、四角い蓋や丸い蓋が埋まっているのを見たことがあると思います。

本来は、水がちゃんと流れているかを確認したり掃除したりするための場所ですが、普段あまり開ける事がない場所です。

施工前・既存の排水桝

掃除で直らない詰まりの正体

高圧洗浄で流れがよくなるのは、内側に溜まった汚れを吹き飛ばしているからです。だから、汚れが溜まる速さが普通なら、それで何年ももちます。

問題は、汚れが異常に早く溜まる状態になっている場合です。

いちばん多いのが木の根です。庭木や生垣の根は、水を求めて想像以上に伸びます。桝のひび割れや配管の継ぎ目のわずかな隙間を見つけると、そこから中に入り込み、水と栄養があるので勢いよく育ちます。細い根が枝分かれして、管の中に網を張ったような状態になります。

こうなると、流れてきた紙や汚れが片端から引っかかります。洗浄で汚れを落としても、網そのものは残っているので、また同じ場所に溜まる。これが再発の正体です。

次に多いのが、傾きの狂いです。排水は水圧で押し出しているわけではなく、わずかな傾きだけで流れています。地盤が動いたり、埋め戻した土が沈んだりして配管が水平に近くなると、水は流れても固形物が残るようになります。ここに油や紙が積み重なっていきます。

古いコンクリート製の桝そのものが崩れてきているケースもあります。新しいうちは内側がなめらかで水がすっと流れていきますが、年数が経って表面が欠けたりざらついたりすると、そこに汚れが引っかかるようになります。一度引っかかると、そこを起点にどんどん溜まっていきます。掃除をした直後だけ調子がいいのは、そのためです。

蓋を開けたところ。落ち葉や土砂が溜まり、水の通り道が狭くなっていました

大雨になると桝が耐えられなくなります

普段はなんとか流れている状態でも、大雨になると耐えられなくなります。

家庭の排水は、そのときどきで少しずつ流れるものです。通り道が狭くなっていても、少ない水なら隙間を通っていってしまう。だから気づきません。

ところが大雨では、一度に大量の水が押し寄せます。しかも道路の下水管そのものも雨水でいっぱいになっていて、逃げ場がない。行き場を失った水は、家のほうへ戻るか、桝の蓋を押し上げて外に溢れるかのどちらかになります。

戻ってきた場合は、トイレの水位が上がる、排水口から水がせり上がってくるという形で現れます。大雨の日に排水口からボコボコ、ゴボゴボと音がするのは、その手前の段階です。管の中で行き場をなくした空気が押し戻されている音なので、鳴っている時点でもう余裕はありません。

外に溢れた場合は、敷地の中にトイレットペーパーの混じった水が広がります。衛生の面でもにおいの面でも、後始末はかなり大変です。

もうひとつ、見落とされやすいのが地面の陥没です。桝や配管に隙間があると、大雨のときにそこから水が勢いよく地中に漏れ、まわりの土を一緒に流していきます。上のコンクリートが蓋のようになっているので、地面の下に空洞ができていても見た目には分かりません。そして限界を超えたときに突然落ちます。

実際の桝の入替工事

桝そのものを新しくする工事は、地面を開けるところから始まります。

まず、傷んでいる桝や配管の上のコンクリートをはつって取り除きます。地面の下の状態は開けてみないと分からないので、ここであらためて確認します。木の根がどこから入っていたのか、配管がどう傷んでいたのかも、この段階で見えてきます。

施工中・土間をはつって配管を確認
施工中・桝まわりの掘削

古い桝と配管を撤去して、新しいものに入れ替えます。今の桝は塩ビ製で、コンクリート製のものと違って割れにくく、継ぎ目からの浸入も起こりにくくなっています。内側の底も、水が流れやすいように形が作られています。

このとき何より大事なのが傾きです。きつすぎると水だけ先に行って固形物が残りますし、緩すぎれば流れ切らずに溜まる。ちょうどいい傾きをつけることが、詰まりを繰り返さない家にするための肝になります。

施工中・新しい配管の敷設

配管を入れたら埋め戻して、砕石を敷いて転圧します。ここで地面をしっかり締め固めておかないと、あとから沈んで、せっかく付けた傾きが狂ってしまいます。

施工中・転圧作業

その上に鉄筋を組んでコンクリートを打ちます。鉄筋を入れるのは、車の重さや地面の動きで割れないようにするためです。ここを省くと数年で表面がひび割れてきます。

最後に表面をならして復旧すれば完了です。新しい蓋は軽くて開け閉めしやすく、錆びません。

掃除を繰り返しているなら、一度桝の中を確認しましょう

洗浄を呼ぶたびに費用はかかります。それを何年も続けるくらいなら、一度きちんと直してしまったほうが、結果として安く済むことがよくあります。何より、大雨が降るたびに大丈夫かな?と気にする必要がなくなります。

同じ場所が何度も詰まる。大雨の日に排水口から音がする。桝の蓋のまわりから水が滲んでいる、においがする。庭や駐車場の地面が一部だけへこんでいる。近くに大きな木や生垣がある。しばらく蓋を開けていない。

こういうことがあれば、一度見ておく価値があります。

当社では蓋を開けて中の状態を写真に撮り、お見せしながらご説明します。掃除で足りるのか、入れ替えたほうがいいのか。急ぐ状態なのか、しばらく様子を見ても大丈夫なのかも正直にお伝えいたしますので、気になる方はぜひお問い合わせください。

eフレンドリーでは、尼崎市エリアで排水桝の点検・清掃・入れ替え工事を承っています。
「何度も詰まる」「大雨のたびに溢れる」といったご相談も多くいただいています。
点検だけ、お見積もりだけでも大歓迎です。

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