大阪府豊中市で廊下の沈み解消の、床板張替工事が完工しました

「玄関から廊下を歩くたびに、床がフカフカと沈む感じがして不安になる」「ギシギシと床鳴りがして、いつか底が抜けるのではないか」とお悩みではありませんか?毎日必ず通る玄関や廊下の床の沈み込みは、単なる表面の傷みではなく、床下構造の劣化や断熱不足の危険信号です。

床の沈み込みを放置すると、下地の腐食が進行して歩行時の転倒リスクが高まるだけでなく、シロアリ被害や湿気による構造材へのダメージを広げてしまう恐れがあります。しかし、適切な解体・下地補修・断熱改修・フローリング張替えを行えば、新築時のような頑丈さと快適な足元を取り戻すことが可能です。

この記事では、大阪府豊中市のお客様宅にて当社が実際に施工した「築50年木造住宅における玄関廊下10㎡のフローリング張替工事」の一次情報をもとに、床が沈む根本原因や床束・グラスウールを用いた正しい施工手順、工期の目安まで徹底解説します。住まいの床トラブルを根本から解消したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

■玄関廊下の床が「沈む・たわむ」主な3つの原因

玄関廊下の床が沈む主な原因は、「合板の接着剤剥離」「根太や大引きの劣化」「床束の緩み・地盤沈下」の3点です。

廊下や玄関周りは家の中でも特に往来が多く、踏み込む荷重が集中しやすい場所です。歩いた時に足元が沈み込む、あるいはブカブカ・フカフカとした感触がある場合、目に見える床表面だけでなく、その下の構造材にトラブルが起きているケースが大半です。原因を特定せずに放置すると補修規模が大きくなるため、まずは原因の切り分けが重要になります。

1. 複合フローリング・下地合板の接着剤劣化(経年劣化)

合板フローリングは複数の薄い木材を接着剤で張り合わせて作られています。築年数が15〜20年を超えると、湿気や経年劣化によって内部の接着剤が加水分解を起こし、接着層が剥がれてフカフカとスポンジのような弾力を持ってしまいます。特に湿気のこもりやすい玄関付近や、水回りに近い廊下で頻発する現象です。

2. 根太(ねだ)・大引き(おおびき)の緩みや腐食

床板のすぐ真下で床を支えている横木を「根太(ねだ)」、その根太を支える太い木材を「大引き(おおびき)」と呼びます。これらを固定している釘やビスが長年の歩行振動で緩んだり、床下の湿気によって木材自体が腐朽・痩せたりすると、荷重を受けた際に下地ごとたわんで沈み込みが発生します。

3. 床束(ゆかづか)の浮き・劣化

大引きを地面(基礎)から垂直に支えている柱状の部材が「床束(ゆかづか)」です。昔ながらの木製床束の場合、床下の乾燥や地盤のわずかな沈下、湿気による腐朽によって大引きとの間に隙間が生じることがあります。床束が浮いてしまうと支えを失った床面が大きく沈み込み、局所的な強い軋み音(床鳴り)や傾きを引き起こします。

■床の沈み込みを直す2大工法:重ね張り vs 張替え

沈む床を補修する工法には「重ね張り(カバー工法)」と「張替え工法」の2種類があり、下地の傷み具合によって選択が異なります。

リフォーム業者に見積もりを依頼すると、既存の床の上に新しい床材を貼る「重ね張り」を提案されることがあります。しかし、沈み込みの症状が出ている場合は工法の選定に注意が必要です。

項目重ね張り工法(カバー工法)張替え工法(解体撤去)
工事内容既存の床の上に新しいフローリングを重ねて施工古い床板・下地を解体撤去し、新しく作り直す
下地・床束の確認床下が見えないため確認・補修が難しい床下構造、床束、白蟻、湿気の状態を直接確認・補修可能
断熱材の施工不可(既存床が残るため)根太間にグラスウールなどの断熱材をしっかり充填可能
玄関框・ドアの段差床が高くなるため建具の調整や見切り材が必要既存と同じ高さに納まり、バリアフリーを維持しやすい
向いているケース表面の傷や変色のみで、下地に問題がない場合床が沈む、フカフカする、築年数が20年以上経過している場合

歩いた時に明らかに沈み込む場合、下地や床束に原因があるため、上から新しい板を重ねても数年で再び沈み始めます。根本的な安心と耐久性を確保するためには、解体を伴う「張替え工法」を選択するのが鉄則です。

■【施工事例】大阪府豊中市・築50年戸建ての玄関廊下フローリング張替工事

大阪府豊中市にお住まいのお客様より、「玄関から続く廊下の床が沈み込んで気になるので見てほしい」とのご相談をいただきました。築50年の木造住宅であり、長年の歩行と湿気の影響で床の複数箇所にフカフカとした大きなたわみが生じていました。

1. 施工前の現地調査と解体工事

現地調査の結果、表面のフローリングだけでなく下地合板の接着層が剥離しており、根太との取り合いにも緩みが見られました。今回は玄関から続く廊下約10㎡を完全に解体し、下地から新設する張替え工事をご提案いたしました。

工事初日は既存の床材を丁寧に解体・撤去。床板を剥がしたことで、普段は見えない床下の根太・大引き・床束・基礎の状態を直接目視で確認できる状態にしました。

2. 床下構造の補強と床束の点検・調整

床板を撤去後、床下の大引きを支える床束の浮きやぐらつき、白蟻被害の有無を綿密に点検しました。築50年が経過した木造住宅では、床束と大引きの間に隙間ができているケースが珍しくありません。沈み込みの再発を防ぐため、支持部材のぐらつきを修正し、根太の補強とレベル(水平)調整を行いました。

3. グラスウール断熱材の充填

昔の木造住宅の玄関廊下は、床下に断熱材が入っていないことが多く、冬場に底冷えする大きな要因となっていました。そこで今回のリフォームでは、根太の間に高性能断熱材「アクリア(Aclear)」をはじめとするグラスウールを隙間なく敷き詰めました。床下からの冷気の這い上がりをシャットアウトし、廊下全体の保温性を大幅に向上させています。

4. 下地合板の施工とリフォーム框・フローリング仕上げ

グラスウールを敷き詰めた後、構造用合板を捨て張りして強固な下地床を形成。その上に耐久性と美観に優れたフローリングを丁寧に施工しました。また、玄関の土間と床の境目にある框(かまち)部分には「リフォーム框」を採用。既存の框を壊さずに美しく納め、玄関全体の意匠性と耐久性を格段に高めました。

5. 施工結果:工期2日間で安心・快適な廊下が完成

工事はわずか2日間で無事完了しました。歩行時の不快な沈み込みや軋み音は完全に解消され、重厚感のあるしっかりとした踏み心地に生まれ変わりました。明るい木目のフローリングによって、暗くなりがちだった玄関・廊下全体がパッと明るい空間となり、お客様からも「安心して気持ちよく歩けるようになった」と大変お喜びいただきました。

■床の張替え時に「グラスウール断熱材」を敷くべき理由

床の張替え時にグラスウールを充填する最大のメリットは、「底冷えの解消」と「光熱費の抑制・結露防止」です。

フローリング張替えの解体時は、床下断熱を低コストで導入できる絶好のタイミングです。普段閉じられている床を開口するため、余計な解体費用をかけずに断熱改修を行えます。

  • 足元の冷え込みを劇的に改善:冬場、暖房をつけていても足元が冷えるのは、床下から外気と同じ冷たさが上がってくるためです。繊維系断熱材であるグラスウールを床板直下に隙間なく敷くことで、冷気の侵入を大幅にブロックします。
  • ヒートショックの予防:暖房の効いた居室と、冷え切った廊下・玄関との温度差は、高齢者の健康リスク(ヒートショック)を高めます。廊下の断熱性を高めることは、住まい全体のバリアフリー化にも繋がります。
  • 床裏の結露・カビ予防:室内の暖かい空気と床下の冷気がぶつかることで発生する床裏の結露を抑制し、構造用合板や根太の寿命を延ばします。

■玄関の印象を一新する「リフォーム框(かまち)」の役割

リフォーム框とは、玄関の上がり框の上に被せて施工できるリフォーム専用のカバー部材です。

玄関框は、外靴を脱いで家に上がる最も目立つ接合部分であり、人の出入りによって靴や荷物がぶつかり、傷や剥がれが起きやすい場所です。しかし、既存の框を基礎から解体して交換しようとすると、壁や土間タイルの補修まで必要になり、費用も工期も跳ね上がってしまいます。

リフォーム框を使用すれば、既存の框を撤去することなく上からぴったりと被せて一体化できるため、無駄な解体コストをかけずに新築同様の美しい玄関口を再現できます。新しいフローリングの色柄と合わせた框を選ぶことで、統一感のある洗練された玄関周りに仕上がります。

玄関廊下の床リフォームにおける工期

玄関廊下の床リフォームにかかる一般的な工事日数の目安は以下の通りです。

工事内容(目安面積:約10㎡)工期の目安
重ね張り(カバー工法)1日
張替え工法(解体・下地合板新設・フローリング張替)1〜2日
下地補強・床束調整・グラスウール断熱施工・リフォーム框含む張替2〜3日

※今回の豊中市の事例のように、約10㎡の規模であれば最短2日間程度で日常生活に支障をきたすことなく工事を完了できます。

■住まいの床トラブルは当社にご相談ください

床の沈み込みや軋みは、住まいの土台が発しているSOSです。「まだ歩けるから大丈夫」と放置してしまうと、下地木材の腐食が進み、大がかりな土台交換工事が必要になってしまうこともあります。

当社では、大阪府豊中市はもちろん、ほかのさまざまな地域において、戸建て・マンションの内装リフォームや床修繕を幅広く手掛けております。大工工事によるフローリングの張替えはもちろん、水回りの設備改修、屋根・外壁塗装、さらにプロによるハウスクリーニングまで、家全体のお困りごとをワンストップで解決できるのが私たちの強みです。

また、当社では「住まいのトラブル時にどこへ相談すればいいかわからない」「都度業者を探す手間を減らしたい」というお客様のために、会員制サービス「すまサポCLUB」をご提供しております。定期的な住まいのメンテナンスから緊急時のトラブル対応まで、高い顧客満足度と親身なサポート体制でお応えいたします。玄関や廊下の床の沈み、床鳴り、寒さにお悩みの方は、ぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

■よくある質問(FAQ)

Q1. 廊下の床が一部だけ沈む場合、部分補修で直せますか?

A1. 症状がごく狭い範囲かつ下地に問題がない場合は部分補修も可能ですが、おすすめできないケースが多いです。床が沈んでいる周囲も同じ年月を経て接着剤の劣化が進んでいるため、部分的に直しても別の箇所がすぐに沈み出すことがよくあります。廊下全体を一括で張り替える方が、継ぎ目の美しさや耐久性、長期的なコストパフォーマンスの観点からも優れています。

Q2. 工事期間中、家の中に閉じ込められたり外出できなくなったりしますか?

A2. 工事中も玄関の出入りができるよう、仮設の足場板(養生板)を渡しながら作業を進めますのでご安心ください。完全に通行を遮断する時間はごく短時間に限られ、事前にご在宅スケジュールを確認した上で安全に出入りできるよう配慮して施工いたします。

Q3. 床下点検でシロアリや湿気が見つかった場合は追加工事になりますか?

A3. 解体時にシロアリ被害や深刻な木材腐朽が発見された場合は、床板を伏せる前に防蟻処理や木部交換を行うことをご提案いたします。株式会社eフレンドリーでは、工事中にお客様へ現状の床下写真をお見せしながらご説明し、ご納得いただかないまま無断で追加費用が発生するような工事は一切行いません。

Q4. グラスウールを入れると本当に冬場の寒さは変わりますか?

A4. はい、体感温度は大きく変わります。従来の断熱材が入っていない床下は外気とほぼ同じ温度であり、スリッパ越しでも底冷えを感じる原因でした。グラスウールを充填することで冷気の伝導が抑えられ、足元の冷えや廊下全体の寒々しさが大幅に緩和されます。

Q5. 見積もりや床の状態を見てもらう現地調査は無料ですか?

A5. はい、現地調査およびお見積もりは原則無料で行っております。床の沈み込みの程度や構造を専門スタッフが丁寧に診断し、ご予算とご要望に合わせた最適な施工プランをご案内いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。